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府中市西原町墓地建設計画への反対活動にご協力ください!
更新
2012/11/3
スケジュール更新 11/4のTBS番組での西原墓地問題放送予告を記載。
◆スケジュール◆
2012年 11月 4日(日)
11月4日(日)午後1時放送 TBSテレビに注目!
西原町墓地問題を「噂の!東京マガジン」が特集します
●放映 11月4日(日)午後1時〜 TBSテレビ「噂の!東京マガジン」
●内容(予定)
☆事業主は去る3月29日、都条例が定めた事前協議さえ開くことなく経営許可申請を強行。その狙いとは。
☆駆け込み申請のため4月制定の墓地条例が適用できず苦慮する府中市の対応策は。
☆事業主の許可申請書類上の「墓地等申請地」合計面積は「3700平方メートル」のはずが、なぜか「1890平方メートル」に。明白な敷地面積過少表記をなぜ補正させないのか。
☆なぜ府中市は、まちづくり条例の大型墓地開発の規制をかけないのか、など。
なお当日夜には反対住民と法音寺の協議が自治会館で開催されます。
おかげさまで署名1万人突破! 議会も「反対」を満場一致採択
西原町自治会はじめ近隣の皆様、私たちの反対運動への支援とご協力、ありがとうございます。
市議会と市長への陳情署名は実に1万人の大台を突破。自治会連合会による要望書も追い風となり、難しいと思えた議会をも動かすことができました。
府中市議会は、西原町2丁目住宅地の一角に889区画もの事業系大型墓地開発を計画中の法音寺に対し「建設に反対」の意思表示を議会裁決という形で応えてくれました。
墓地建設反対の会は今後、市と協力しながら建設阻止に向けて反対運動を展開してまいります。
採択は勝ち取ったものの、本当の戦いはこれからです!
多摩地域は今や、法音寺と同様の墓地乱開発の標的となっています。
業者はどの建設予定地でも住民とトラブルを起こし、行政の反対に遇いながら、それでも強引に開業を強行してしまう現状があります。
なぜ止められないのでしょう。墓地建設は自由だから?自治体が弱腰だから?
実は法整備が遅れているからです。
墓地に関する法令が制定された当時、宗教法人が墓地事業に手を出すとは想定できなかったのです。
法的根拠が乏しい各自治体は、事業を阻止する手段に苦慮させられてきたのです。
そこで府中市は、都条例よりはるかに厳しい市独自の墓地条例を制定。
この条例制定には、西原町の反対運動が下敷きとして生かされているのです。
4月からの都業務移譲を機に今後は許可権者として、市内に墓地の乱開発を行うことは阻止しやすくなります。
ある意味、私たちの活動や皆さんの署名、陳情が実を結んだともいえましょう。
しかし、だから西原町の墓地は仕方ないが今後は大丈夫、とは言わせません。
墓地条例の規制事項は西原町のケースにも生かせなくては意味がないからです。
法音寺は3月29日に東京都に対し計画中の墓地経営許可申請をしました。
本来は申請前に事前協議を重ね住民の理解を得るところ、1度も協議を行うことなく申請を強行。
その狙いは何か?
4月1日より前の申請については市の条例ではなく都条例が適用されるからです。実に巧妙で不当な手段です。
東京都も府中市も、こういった駆け込み申請を問題視しています。
それでも事業者側は現法制上の不備や穴を見つけてはあの手この手で計画を進めようとするでしょう。
住民の置かれた状況は楽観できないのです。
だからこそ戦いはこれからが正念場なのです。
反対の会は断固建設反対の声を上げ続け、その一方で不本意ながら業者との協議に応じます。
協議拒否を理由に建設に踏み切られるかもしれないからです。
開発阻止の道は険しく、息の長い戦いになるかもしれません。
自治会、近隣の皆様におかれましても、どうかこれまで以上のご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。
◆追加支援のお願い◆
私たちは「のぼり」や「看板」などを整備し今後の戦いに備えるつもりです。そのためには少々資金が足りません。
寄付していただける方は反対の会メンバー、自治会役員まで連絡をお願いいたします。。
また墓地反対のステッカー掲示にご協力いただける方も募集中です。
その他、情報提供についてもよろしくお願いいたします。
ご連絡は本HP下記のメールフォームからも通知いただけます。
◆直近の経過報告◆ (経過全容はこちら)
2012年
5月13日 |
法音寺との事前協議開催(実際には協議に入れず終了)
協議以前に法音寺から提示されている設計図面等にいろいろと不備があり、法音寺代理人等による説明や弁明で終始。 |
5月27日 |
法音寺との事前協議開催(実際には協議に入れず終了)
前回の事前協議で法音寺から再送付される予定の設計図面が予定を大幅に遅れ届く(遅延の連絡なし)。法音寺代理人等による陳謝に始まり、さらに修正図面にも不備があり、6月6日までに住民側に住民が理解できる説明資料を送付することを約束し、終了。 |
6月17日 |
法音寺との事前協議開催(実際には協議に入れず終了)
当日、該当土地で住民に対して何の連絡もなくプレハブ小屋が解体され、これに対する住民による抗議等で時間切れ。 |
◆活動主旨◆
宗教法人法音寺(府中市住吉町)が、西原町2丁目住宅地の一角に889区画の事業系墓地建設を計画しており、
私たちは、以下の理由でこの大型墓地建設に反対します。
なぜ住宅地の中に建設しようとするのでしょうか。
建設予定地は閑静な住宅地の中にあり、大型墓地が出来ると静かな暮らしは一変します。
山野地と違い、多くの地域住民が日常的に喪服姿の参拝者を目にし、他人の骨壺を目撃し他人の死を感じる機会も増えます。
カラスや犬・猫等による衛生面の問題、不審者の侵入、児童通学路に面した立地の安全面の不安など精神的苦痛ははかりしれません。
府中市は新たな墓所建設を原則禁じています。
それを知りながら、地域住民と争ってまで建設を推進する強引なやり方は仏の道を説く寺の所業とはとても思えません
。
多摩地域で急増する墓地乱開発同様、法音寺の計画には以下のような疑惑があります。
【違法行為の疑い】
寺側は住民説明会で自ら名義貸しをほのめかしています。
小さな寺を自認する法音寺が経営資金をどう調達したのでしょうか。不信感がぬぐえません。
数名の檀家の方にお話しを聞くごとができましたが、皆、今回の開発計画を知らず、寄付もしていません。
【規制逃れの疑い】
寺側は当初の建設敷地を墓地専用地と境内地に分ける手法で規模の変更・縮小を強調しますが、
建設に支障のある府中市条例の規制逃れとの疑いがあります。
◆今後の課題とご協力のお願い◆
市も議会もこのような墓地の建設反対に協力的ですが、業者は法の網をかいくぐり建設計画を進めています。
市がこのような開発に対して、「墓地・墓園の造成に関する指針」の原則を守り、
業者に対し、健全性と透明性、住民の理解を得ているかなど厳しい監視と指導を実施していただくためにも、
市民が市と連携を強固にし、街全体でこのような墓地乱開発を歯止めする意志を示すことが市への大きな後押しになります。
賛同いただける方は、「市長への手紙」などで市へ応援のメッセージを送っていただけると幸いです。
また、
墓地反対のステッカー掲示、情報提供、支援等、いただける方がいらっしゃれば、下記アドレスまでご連絡ください。
e-mail : fuchu_nishihara00@yahoo.co.jp
◆法音寺による墓地計画概要◆
●敷地面積:3,692.15u(開発区域) ●
墳墓面積:851.20u
●区画数 :889区画
●駐車台数:45台
●緑地面積:603.87u
●公園面積:224.68u
●管理棟 :別院・本堂として建設を計画
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掲示された標識
2011/12/03 当初 掲示された標識
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2012/02/15
変更が繰り返された後の標識
※市条例規制逃れを疑わせる墓域と各設備区域の分割
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◆協力いただいた方々へのお礼◆
今回の署名は近隣の方々や府中市内外の方々からも多くのご賛同を得ることができ、
お陰さまで署名も1万人を超えついに府中市長と議会への陳情に至ることができました。
皆様、ご協力いただきありがとうございます。
私たちはやみくもに墓地建設を反対しているわけではありません。
しかし皆さんも、こんな疑問
湧きませんか?
1.住宅地のど真ん中に900区画近くもの墓地が必要なのはなぜ?
2.府中市は新たな墓所建設を原則認めていないにも関わらず、住民と争ってまで府中を選ぶのはなぜ?
(建設許可は2012年3月末までは都が管轄、府中市は強制力がありません。4月以降は府中市に権限移譲)
3.ふだんは人目につかない大型墓地、子供たちの安全はだいじょうぶ?
4.お盆やお彼岸は大渋滞しないの? 約900のお墓って900家族ですよね。
でも駐車場は45台しかありません。
府中市では、西原町以外の場所に墓地建設計画の許可が下りて建設されてしまっている地域があります。
〇府中市四谷6丁目(フラワーメモリアル国立府中)平成23年9月許可(649区画)
〇府中市日新町4丁目(府中・国立メモリアルパーク)平成16年3月許可(1,007区画)
※当初許可区画数は400区画でしたが、その後無断拡張し、現在は1,007区画になっています。
▼市は新たな墓地建設は認めていません!
しかし、市内在住の宗教法人でさえ、大型墓地を第一種低層住居専用地域に建設しようとしているのが現状です。
このような現状が許されていいのでしょうか?
このままでは、住宅地など関係なく府中市は墓地の街になってしまいます。
これは、府中市全体が狙われていると言っても過言ではありません。
皆様のご賛同と協力をお願いいたします。
情報提供、支援等お願いします。下記メールフォームからも送信できます。
e-mail : fuchu_nishihara00@yahoo.co.jp